車内販売のある列車と販売時間
新幹線の一部列車では、ワゴンサービスによる車内販売があります。扱っている商品はコーヒーやお菓子、ビールにおつまみなどが主ですが、ちょっとしたお土産なども販売しています。
ワゴンサービスが車内を回ってくる時間は列車により異なりますが、おおざっぱなルールはあります。ここでは、新幹線の車内販売について解説しましょう。
車内販売のある列車
新幹線で車内販売が行われているのは、以下の列車です。
- 東海道新幹線
- 「のぞみ」「ひかり」(グリーン車でのモバイルオーダーのみ)
- 山陽新幹線
- 「のぞみ」「ひかり」(グリーン車ワゴン販売のみ)
- 上越・北陸新幹線
- 「かがやき」「はくたか」「とき」
- 東北・山形・秋田・北海道新幹線
- 「はやぶさ」「つばさ」「こまち」
時間帯によっては、これらの列車でも車内販売がない場合もあります。「みずほ」「さくら」「こだま」「つばめ」「やまびこ」「なすの」「たにがわ」には車内販売がありません。
車内販売のメニュー
車内販売の主なメニューは以下の通りです。
- 弁当
- サンドイッチ
- おつまみ類
- ビールなどアルコール類
- コーヒー
- ペットボトル飲料
- お菓子
- アイスクリーム
- お土産品
車内販売メニューは会社や列車によって多少異なります。東北・北海道・上越・北陸・山形・秋田新幹線では、車内販売があっても弁当やカップ入りコーヒーの販売はありません。
値段は高いの?
車内販売の価格は、駅構内のコンビニや売店の定価と同じか、商品によってはやや高かったり、同じ値段で内容量が少なかったりします。
たとえば、コーヒーは1杯400円程度、ペットボトル飲料は500ミリが170円程度、ビールは330円程度、お弁当は1500円程度です。
車内販売のタイミング
車内販売は1列車をおおむね1時間~1時間半に1回程度往復します。ですので、平均すると30~45分に1度くらいは車内販売が回ってくる計算です。ただ、車両の位置にもよりますので、一概にはいえません。
山陽新幹線の車内販売は、16両編成のグリーン車に限定されましたので、グリーン車に行けば買うことができます。
車内販売の営業時間
新幹線の車内販売は、実施している列車ではおおむね全時間帯で営業しています。ただし、早朝深夜の時間帯などでは、一部列車で車内販売がない場合もあります。