新幹線の自由席に座る方法
新幹線の自由席は指定席より数百円安く設定されています。安く行くなら自由席ですし、空いていれば好きな席に座ることができるのも魅力。しかし、混雑していて立つのはイヤですよね。ここでは、自由席に座る方法を考えてみます。
「確実に座れる方法」というのはなかなかありませんが、座れる確率をあげる方法はあります。
基本は2号車か4号車に並ぶ
新幹線の座席数は車両によって異なります。「のぞみ号」の自由席の場合は、自由席は1〜3号車ですが、1号車が65席、2号車が100席、3号車が85席です。
車両の端にトイレや喫煙所がある車両は座席数は少ないですし、先頭車両は運転席のぶん、座席数が少なくなっています。
したがって、駅のホームで列ができていた場合、同じくらいの行列人数なら、2号車に並べば座れる確率が高くなります。同様に4号車も定員が100名ですので、4号車が自由席の場合は4号車も狙い目です。
「のぞみ号」の場合、自由席は1~3号車のみなので、2号車に並ぶのが席をゲットするための基本戦略になります。
2ケタ号車も狙い目
「こだま号」や「やまびこ号」の場合は、12号車〜16号車あたりにも自由席が設置されている場合があります。こうした2ケタ号車も狙い目です。
多くの人は「自由席といえば1〜5号車あたり」と思っているので、2ケタ号車の自由席は割合空いているからです。
新大阪発着、仙台発着を狙う
東海道新幹線の場合は新大阪行(発)、東北新幹線の場合は仙台行(発)は、比較的空いています。他にも、名古屋、広島、越後湯沢など、途中駅発着の列車を狙うのは大切な戦略です。
途中駅から乗る場合は、改札口から離れたドアから乗る
一つの車両には2つのドアがあります。このうち、改札口から遠いドアで待つようにします。なぜなら、その駅で降りる客は改札口から近いドアから降りることが多いので、改札口寄りのドアは降車客が降り終わるのに時間がかかります。
改札口から遠いドアでは、先に客が降り終わるので、先に乗車できます。先に乗車したほうが、空席をゲットしやすいのは言うまでもありません。
立つときは車両中央部で立つ
やむを得ず席がゲットできなかった場合は、なるべく自由席の車両中央で立ちましょう。駅で降りる客がいた場合、車内の中央に立っていた方が、席の確保がしやすくなります。
デッキに立っていると、降車客がいても空席を確保するのは難しくなります。