東京・津のお得な利用法
東京〜津間を新幹線で移動するには、名古屋で乗り換える必要があります。東京〜名古屋間が東海道新幹線、名古屋〜津間がJR関西線の快速「みえ」または近鉄名古屋線です。
東京〜津間にいわゆる「格安チケット」は基本的にありません。この区間を格安で行くには、東京〜名古屋の格安チケットと名古屋〜津のきっぷを組み合わせるのが基本になります。名古屋〜津を近鉄利用なら運賃は1020円、近鉄の特急を利用したらさらに特急料金が別途920円かかります。
東京〜津の所要時間は、新幹線「のぞみ号」+近鉄特急で約2時間40分です。
座席 | 料金 |
---|---|
普通車自由席+近鉄急行 | 11,770円 |
普通車指定席(ひかり・こだま+近鉄急行) | 12,300円 |
普通車指定席(のぞみ+近鉄急行) | 12,520円 |
グリーン車(ひかり・こだま+近鉄特急) | 17,090円 |
グリーン車(のぞみ+近鉄特急) | 17,300円 |
格安チケット | 10,010円~ |
学割(快速みえ利用) | 10,140円~ |
ひと目でわかる東京〜津の格安チケットと値段リスト
- 普通車指定席(のぞみ)+近鉄線特急 13430円
- 普通車指定席(のぞみ)+快速「みえ」指定席 12900円
- 普通車指定席(ひかり・こだま)+近鉄線普通乗車券 12300円
- 普通車指定席(ひかり・こだま)+快速「みえ」指定席 12690円
- 普通車自由席+近鉄線普通乗車券 11770円
- 普通車自由席+快速「みえ」自由席 11630円
- ぷらっとこだま普通車指定席プラン+近鉄線普通乗車券 10010円 前日までに購入
- ぷらっとこだま普通車指定席プラン+快速「みえ」自由席 10090円 前日までに購入
- EX早特21+近鉄線普通乗車券 11010円
- EX早特21ワイド+快速「みえ」自由席 11090円
- 学割(のぞみ+快速「みえ」普通車指定席) 11410円
- 学割(普通車自由席+快速「みえ」自由席)10140円
※価格はすべて通常期です。近鉄特急に乗るには近鉄普通乗車券のほか別途1130円が必要です。
東京〜津のお得なチケットは?
- ぷらっとこだま普通車指定席プラン
- 前日までに特定の「こだま」号を予約することで、通常運賃料金より安くなるもの。JR東海ツアーズでのみ発売。駅の窓口などでは購入不可。
- EX早特21ワイド
- 「エクスプレス予約」「スマートEX」の会員専用の割引チケットです。21日前までの予約をすることで、通常運賃料金より大幅に安くなります。駅の窓口などでは購入不可。
東京〜名古屋で自由席は座れる?
東京〜津間での新幹線利用は、「東京〜名古屋」の区間です。これについて、下りは東京駅から乗れば座れます。品川駅からでも、列車によっては座れます。上りは、名古屋発の「のぞみ」はありませんので、「のぞみ」は座れるかどうか微妙。乗り込む前に車内の状況を外から見て、座れなさそうなら一本遅らせましょう。
また、新大阪始発の「ひかり号」はわりと空いており、名古屋からでも座れる可能性が高いです。
東京〜津間の新幹線格安旅行術
東京〜津間には新幹線の格安チケットは皆無です。格安で旅行するには、「東京〜名古屋」の新幹線格安チケットに、JR関西線の快速「みえ」または近鉄名古屋線(急行)を組み合わせることになります。
快速「みえ」と近鉄名古屋線急行のどちらがいいかは好みですが、運転本数は近鉄が多く、普通列車の値段はも近鉄が少し安いので、近鉄がオススメでしょう。
東京〜名古屋のおすすめは「ぷらっとこだま」です。「のぞみ」に乗りたいなら、「EX早特21ワイド」がお得です。いずれにしろ、名古屋〜津間は別運賃が必要です。
窓口できっぷを買う場合の裏技としては、東京〜名古屋〜桑名をJR、桑名〜津を近鉄にするという方法があります。こうすると、近鉄に名古屋〜津で乗車するより100円ほど安くなります。
ただ、そこまでするのも面倒でしょうし、シンプルに安く移動したいなら、東京〜名古屋の新幹線の割引きっぷと、近鉄線の普通乗車券を組み合わせるのが価格と便利さのバランスが取れていると言えます。