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新幹線の乗り方をカンタン解説

新幹線の乗り方は簡単です。きっぷを買って、駅に行き、改札を通り、ホームから列車に乗るだけです。

といっても、乗車経験のない方は不安でしょう。ここでは、新幹線の乗り方を初心者に向けてわかりやすく解説していきます。

1 きっぷを購入する

まずはきっぷを購入します。きっぷはJRの駅の窓口で購入しましょう。ネットや券売機でも購入できますが、初心者は駅の窓口で買うほうが不安が少ないと思います。

駅の窓口では、以下のことを伝えます。

・乗車区間(東京から大阪まで、など)
・乗車日時(●月●日の●時頃に出る列車/着く列車)
・指定席か自由席か(初めて乗る場合は指定席をおすすめします)

そうすると、駅窓口の係員は、必要なきっぷを発券してくれます。お金を払ってきっぷをもらいましょう。現金のほか、クレジットカードでも支払えます。

ちなみに、きっぷは、原則として乗車日の1ヶ月前の午前10時から発売されます。早めに購入しておいてもいいですし、当日、駅に行って乗る直前に購入してもかまいません。新幹線の場合、平日なら乗車する2〜3時間前までに買えば、ほとんどの場合指定席に空席があるでしょう。週末は混雑しますので、前日までにきっぷを購入しておくことをおすすめします。

2 きっぷを確認する

きっぷをもらったら確認しましょう。きっぷは2枚あるはずです。1枚が「乗車券」もう1枚が「新幹線特急券」です。

乗車券」は、移動に対するきっぷです。普通列車でも必要です。たとえば「東京都区内から大阪市内まで」の移動そのものへの対価です。

新幹線特急券」は、サービスに対するきっぷです。新幹線に乗る場合のみ必要です。新幹線に乗れば、早く快適に目的地に着けますので、そのサービスへの対価です。

なお、「乗車券」と「新幹線特急券」が1枚のきっぷにまとまっている場合もあります。その場合は、券面に「乗車券・新幹線特急券」と書かれていますので確認してください。きっぷの内容は2枚でも1枚でも同じです。

3 駅の改札口を通過する

いよいよ新幹線に乗車します。まず、きっぷを持って乗車駅に行き、新幹線改札口に行きます。新幹線改札口では、自動改札機に2枚のきっぷを重ねて通します。1枚1枚別々に入れないようにしましょう。「乗車券」と「新幹線特急券」が1枚になっているきっぷの場合は、その1枚だけ通します。

きっぷは全て自動改札口から出てきますので、それを取って、目的地に着くまで大切に保管しておきます。

改札口を通ったら、自分が乗る列車の発着ホームを確認して、ホームに上がって列車の到着を待ちます。

4 列車に乗る

ホームで待つときは、自分の乗車する車両(指定券に書かれています)がどこかを確認します。ホームには、車両の停車位置が記されていますので、自分の乗車する車両の停車位置で待ちましょう。

指定席の場合は、指定された号車の列で待ちます。自由席の場合は、自由席車両ならどこでも構いません。たいてい人の列ができていますので、整列して並びます。

列車が来たら、順番に乗車します。指定券を所持しているときは、指定席に書かれた「座席番号」を確認して、その位置に座ります。座席番号は、車内のわかりやすい位置に表示されています。(座席の上部の網棚付近)。

自由席の場合は、自由席車両内の空いている座席に自由に座ることができます。

5 車内では

車内では、車掌が「きっぷを拝見します」といって回ってくる場合があります。その場合は、きっぷを全て見せましょう。それ以外は、車内では何もありません。座っていればOKです。

6 列車から降りる

指定席に乗車した場合、目的地の到着時刻は、きっぷに書かれています。その時刻を確認しておきます。自由席の場合は書かれていませんので、事前に確認しておきましょう。

車内のアナウンスでも「次は●●駅」と教えてくれます。車両の前方の字幕パネルでも、停車駅近くになったら「●●駅」という表示が出ます。駅に到着したら、素早く降りましょう。乗り過ごすと大変です。

列車から降りると、新幹線改札口を抜けて外に出ます。その駅が最終目的地の場合は、「出口」の表示に従って自動改札にきっぷを挿入して抜けます。きっぷは全て回収されます。

在来線(普通列車)などに乗り継ぐ場合は、「のりかえ」と表示された改札口を通りましょう。自動改札にきっぷを挿入すると、特急券は回収され、乗車券だけ返ってきます。それをしっかり持って、次の列車に乗り継ぎましょう。

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