新幹線のきっぷは原則払い戻し可能
新幹線のきっぷは、使用開始前で有効期間内ならば払い戻すことができます。このとき、所定の手数料がかかります。払いもどしは、駅の精算所、旅行センター、主な旅行会社の窓口で扱います。
ただし、一部の割引チケットやトクトクきっぷは、購入した窓口でしか払い戻せない場合があります。
また、金券ショップで購入したバラ売り回数券は、基本的に払い戻しできません。
使用開始前のきっぷ
新幹線チケットやきっぷ(乗車券・特急券)をJRの窓口で現金で購入した場合は、全国どこのJR駅でも払い戻せます。
JR駅でクレジットカードを使用して購入した場合も、全国のJR駅で払い戻せます。旅行会社で購入したきっぷの場合は、原則として購入した会社でしか払い戻せません。
旅行会社で購入したきっぷを出発間際に払い戻す際は、最寄りのJR駅窓口に行き、「不乗証明」をもらいます。それを持って後日、旅行会社に行けば、手数料を差し引いて払い戻してもらえる場合もあります。
払戻手数料
- 乗車券……220円
- 自由席特急券……220円
- 指定席特急券……340円(出発2日前まで)
- 指定席特急券……30%(出発前日から出発時刻まで)
使用開始後のきっぷ
きっぷを改札口に通して、新幹線に乗ってしまったら(使用開始後)、特急券は払い戻せません。途中で降りたら前途無効でおしまいです。
乗車券は、まだ乗っていない区間が100km以上あれば、その区間に関してのみ払い戻せます。この場合の払い戻し額は、発売額からすでに乗車した区間の普通運賃と手数料220円を差し引いた残額です。
回数券や企画乗車券(おトクなきっぷ)などは、使用開始後は払い戻せない場合がほとんどです。
金券ショップで購入したばら売り回数券も、ばら売りになっている時点で「使用開始後」と見なされるので、払い戻せません。ただし、座席指定前のばら売り回数券は、金券ショップで買い取ってくれる場合があります。