「のぞみ早特往復きっぷ」の買い方、使い方
「のぞみ早特往復きっぷ」は、新幹線「のぞみ号」の普通車指定席が利用できる往復割引きっぷです。利用開始日の21日前から7日前までに予約することで、「のぞみ号」が大幅割引になります。発売枚数、席数は限定です。
「のぞみ早特往復きっぷ」の買い方、使い方を説明しましょう。
のぞみ早特往復きっぷの設定区間、割引率
のぞみ早特往復きっぷの設定区間は、山陰・四国地方から東京・横浜への往復です。東京・横浜からこれらのエリアへ往復するときは買うことができません。また、岡山や広島といった山陽エリア発着の設定は2017年10月になくなり、「EX早特」に移行されました。
割引率は区間によって異なりますが、10〜20%程度の割引で、とてもお得なチケットです。東京発で利用できないのは残念ですが、山陰・四国エリアの方はぜひ活用しましょう。
のぞみ早特往復きっぷのルール
のぞみ早特往復きっぷは、設定区間を「のぞみ号」普通車指定席で往復できる割引きっぷです。予約は利用開始日の21日前から7日までです。有効期間は7日間で、7日以内に往復しなければなりません。
席数限定で、発売枚数には限りがあります。また、予約した列車を変更することはできません。
乗り遅れた場合、往路は運賃のみ有効で、後続の新幹線に乗る場合は別途特急券を買う必要があります。復路の場合は、乗り遅れたら後続の新幹線の自由席に乗ることができます。
「やくも」や「しおかぜ」など、新幹線に接続する特急列車の普通車指定席も利用できます。乗り遅れなどの扱いは、新幹線と同じです。
のぞみ早特往復きっぷには、学割はありません。子供料金もありません。発売は駅の窓口のみです。インターネットでの発売はありません。
のぞみ早特往復きっぷの値段
- 高松~坂出→東京都区内・横浜市内 29,330円
- 観音寺~宇多津→東京都区内・横浜市内 30,380円
- 伊予三島駅・川之江→東京都区内・横浜市内 32,480円
- 壬生川~新居浜→東京都区内・横浜市内 33,520円
- 松山~今治→東京都区内・横浜市内 34,570円
- 米子~出雲市→東京都区内・横浜市内 31,430円
のぞみ早特往復きっぷの使い方
のぞみ早特往復きっぷの使い方は簡単です。JRの駅窓口でチケットを購入し、それを利用日に自動改札機に通して指定された列車に乗るだけです。きっぷは往復2枚別々になっています。
のぞみ早特往復きっぷのよくある疑問
- 東京発、横浜発はありますか?
- ありません。山陰や四国などから東京へ往復するためのきっぷです。
- 学割はありますか?
- ありません。学割との併用もできません。
- 子供用はありますか?
- ありません。
- どこで買えますか?
- 発売駅エリアのJR駅の窓口で買えます。東京や横浜では買えません。
- 列車の変更はできますか?
- 列車の変更はできません。
- 乗り遅れた場合はどうなりますか?
- 往路は乗り遅れたら、特急料金を別に払う必要があります。運賃部分のみ有効です。復路は後続列車の自由席に乗ることができます。
- 払い戻しはできますか?
- 未使用で有効期間開始日前または有効期間内に限り、手数料を差し引いた額を払い戻せます。手数料は、通常の運賃払戻手数料と料金払戻手数料の合算した金額相当額です。出発日2日前までならば、合計で1,120円です。前日以降になると、特急料金部分が30%の払い戻し手数料となります。ただ、普通のきっぷと比べて特に払戻手数料が高いわけではありません。