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JR東日本の株主優待券の使い方

JR東日本は株主優待割引券(株主優待券)を発行しており、株主になれば毎年株主優待割引券が発行されます。株主優待券1枚で、JR東日本エリアの運賃・料金が20%割引になります。

株主優待券は2枚まで同時使用できますので、最大40%割引でJR東日本の各線を利用できます

ここでは、JR東日本の株主優待券の詳細を解説します。

JR東日本 株主優待券の仕組みと割引率

JR東日本の株主優待割引券は、それを駅の窓口に提出すれば、引き替えに割引が受けられる仕組みです。株主優待券1枚につき、片道運賃・料金が2割引になります。

2枚まで同時使用可能なので、最大で4割引にできます。特急料金の割引は一列車に限ります。また、グランクラスは割引対象外です。

株主優待割引券できっぷを購入する際は、JR東日本の駅窓口まで出向く必要があります。駅の自動券売機、指定席券売機などでは、株主優待割引は受けられません。

JR東日本 株主優待券の割引の対象

JR東日本の株主優待券割引の対象は運賃、特急券、急行券、グリーン券、指定券です。その他の割引との同時適用は原則不可。

また、JR東日本の株主優待券では、JR他社線にまたがるきっぷを購入することはできません

そのため、利用できるのは、JR東日本が運行する東北・上越・北陸・秋田・山形の各新幹線です。JR北海道が運行する北海道新幹線(新青森−新函館北斗)には乗れません。

当然のことながら、JR東海が運転している東海道新幹線(東京−新大阪)でも利用できません

JR東日本 株主優待券の入手方法

毎年3月31日の権利確定日にJR東日本の株主になっていれば、5月下旬に所定枚数が送付されます。100株〜1,000株の保有で、100株ごとに1枚の株主優待割引券が発行されます。

株主でない場合は、金券ショップやヤフオクなどで販売されているものを購入することもできます。相場は1枚2,000円程度ですが、季節や需給により変動します。

JR東日本 株主優待券の有効期間

JR東日本の株主優待割引券の有効期間は、6月1日から翌年5月31日までの1年間です。そのため、金券ショップなどでは、毎年ゴールデンウィークを過ぎて有効期間切れ間近になると値下がりします。

株主優待割引券の有効期間内に乗車券を購入した場合、その乗車券等に記載された期間まで有効です。

たとえば、5月30日に、6月30日から有効の東京〜秋田(5日間有効)の乗車券を購入した場合、この乗車券は7月4日まで有効です。こうした制度を利用すれば、安く株主優待券を入手して有効期間を実質的に広げることができます。

株主優待割引券には、新幹線回数券に設定されている「利用不可期間」がありません。そのため、ゴールデンウィークやお盆、年末年始でも使用できます。一年中いつでも使えますので、新幹線回数券が使えない時期には価値があります。

JR東日本 株主優待券の利用例

JR東日本の株主優待割引券を2枚利用した場合(40%割引)の価格比較です。

◇東北新幹線
東京−新青森 株主価格10,410円 通常価格17,350円 差額6,940円
東京−盛岡  株主価格8,840円 通常価格14,740円 差額5,900円
東京−仙台  株主価格6,720円 通常価格11,200円 差額4,480円
東京−福島  株主価格5,370円 通常価格8,950円 差額3,580円

◇秋田新幹線
東京−秋田  株主価格10,680円 通常価格17,800円 差額7,120円

◇山形新幹線
東京−山形  株主価格6,800円 通常価格11,340円 差額4,540円

◇上越新幹線
東京−新潟  株主価格6,340円 通常価格10,570円 差額4,230円
東京−長岡  株主価格5,370円 通常価格8,950円 差額3,580円

◇北陸新幹線
東京−長野  株主価格4,920円 通常価格8,200円 差額3,280円

JR東日本の株主優待券2枚4,000円で入手した場合、通常価格より安くなるのは東京−仙台・新潟間が最低ラインです。ただ、東京−仙台・新潟なら、新幹線回数券のばら売りありますし、そのほうが利便性が高いので、実質的には東京−盛岡間が「お得に利用できる最低ライン」と思われます。東京−八戸や東京−青森には回数券がないので、株主優待券は便利でお得でしょう。

それ以外の、山形、上越、北陸新幹線では、JR東日本の株主優待券はあまりお得とはいえません。

JR東日本 株主優待券の上手な使い方

JR東日本の株主優待券は、JRの株主として、JRから直接配られたものを使うならとてもお得です。ただ、4割引を受けるには2枚の優待券が必要で、往復利用なら4枚が必要です。4枚の株主優待券を手に入れるには数百万円の株式投資をしなければならず、リスクを考えれば割にあいません

株主でない人は、金券ショップやヤフオクで購入することになりますが、1枚2,000円の相場価格では、それほどお得感はありません。新幹線回数券が発行されていない長距離区間のみで利用価値があるといえます。具体的には、東京・大宮−八戸、新青森、弘前、秋田などでのみ、利用価値があります

ただ、それ以外の区間でも、お盆やゴールデンウィークなど、他の割引きっぷが使えない時期には株主優待券は、東京−仙台・新潟間以上の距離なら威力を発揮します。そのため、そういう時期の直前には値上がりする傾向がありますので、早めに確保をしておきましょう。

JR東日本には「えきねっとトクだ値」などの割引制度があります。実質的な割引率ではえきねっとトクだ値のほうがお得な場合が多いと思われますので、優待券を金券ショップで購入する前に、「えきねっと」をチェックした方が良いでしょう。

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